宮城へは納品に来たんだけど、初日は移動だけ。
友人夫婦の家へ向かう。
ietokaという屋号で大工をしている山本夫婦は、震災後に宮城に移り住んだ。
会津のスキー場で知り合ってから、付き合いは早いもんで四半世紀を超えた。
北海道にいた頃には、スキーをしによく来てくれて、みんな揃って深雪の中に身体を投げ入れた。
色々と沢山お世話になってきて、今回はお客さんも紹介してもらった。
気ままに寄り道しながらフラフラ走って、10時間ちょっとのドライブ。
二人の家に着いたら、上空にマガンが美しい編隊を組んで飛んでいた。
越冬しに、近くの沼にやってくるマガンは多い年には10万羽近くになるらしい。
寒い年で沼が凍ったりすると、臨機応変に対応し、もっと南まで行くとのこと。
「あ~、今年はもうちょい南まで行っとくか。」というのはどの程度の情報量と、どういう判断で決定するんだろうか。
とっても不思議。
聞いてみたいけど、答えは「クワッ、クワッ!」としかないのが残念。
久しぶりの再会に乾杯でいい夜を過ごさせてもらう。
朝起きたら、沼からあちこちの田んぼに出勤するマガンを応援しに行く。
何か合図があるのか、どういうグループ分けになっているのか、ひとかたまりずつ飛び立っていく。
ひとかたまりずつといってもかなりの量だから、その様は見事。
鳴き声と羽で空気を切る音をたてながら、上空に舞い上がると、次第に家族グループごとに分かれていく。
「今日も良い日を~」とい送った後は、登米市にある「えほんカフェ、おひさまの国」にスツール「おあげ」を納品。
メープルのフレームに座面レザーはサドルプルアップ。
お届けを完了したら、栗駒山まで連れて行ってもらい、「いい湯だな」っと。
秋田県に入ってすぐにある栗駒山荘は以前に「高い位置ら景色を見下ろせるいい温泉だぞ」と複数人から聞いていたので、行ってみたかったトコロ。
山の中腹は紅葉も一番いい頃で、車窓から見える景色も見事。
二人の家にはもう一泊させてもらった。
いつもホントにありがとう。
身体も心にいい休養とエネルギーをもらいました。
また、寄らせてもらいまっさ。
次は三陸の海産物狙いだな。
続く。
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