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Vera

Material

エボニ― ローズウッド カリン 

​タガヤサン ミレシア ウエンジ 

ブビンガ などなど

レザーについて

​縫い糸カラー

w-400mm
D-330mm
SH-450mm  座面の一番高い箇所
      420mm  座面中央


 

​現在ではワシントン条約やレッドリストに指定され、輸出入の規制が掛かっている材をメインに製作しているスツール『Vera』

pat woodworkingで使用しているこれらの希少な木材は、一度住宅の床柱などに利用されたもののリサイクル、または材木屋の倉庫などに長年眠っていたものです。

ヨーロッパ諸国、アメリカ、そして日本から産地にやってきて森林が荒れ果てるまで奪い合い、規制を掛けなければならないほどの木材。

​木目の美しさは群を抜いているものがほとんどです。

入手困難なため、現在これらの木材で家具を製作しているメーカーは世界的にも国内的にもほとんどありません。

ただ美しいが故に非常に高価で売れ残りも多く、日本では和室の需要が少ない時代になり、素材は長期休眠状態になってしまいました。
このままでは、これらの材木の多くは倉庫で眠り続けるか、バイオマスで燃やされるか、廃棄されるかの可能性が高い。

長い時間かけて育った素材が簡単に処分されていく現在の状況に変化をつけるために、出来る限りの想いと技術を投げ込み、それによって作り手の輪、使ってくれる方々の輪が広がっていって欲しいと願っています。

輪をなるべく大きく、素材の産地や現在でも行われている違法を含む過剰伐採地まで広げ、調和への道へと方向を変えたいと願い、製作しています。

将来的には、アジアやアフリカへ使いすぎた反省と使わせてもらった感謝を込めて、送り戻し、使ってもらえるようなカタチをつくっていきたいと思っています。

​産地と消費地で素材の良さを再確認することで、今よりも森林と人間が上手く共生できるはず。

​美しく、そして限りあるこの素材で作ったスツールを使って頂くことで、この取り組みにご協力いただければ幸いです。

座面とレザーを一針一針、直接縫い合わせています。

木とレザーを一体化して磨き込み、艶やかに仕上げています。

レザーはほぼジャストサイズでの切り抜きで縫製できますので、素材のロスを少なくすることが可能になりました。​

座面裏側を含め、手に触れる箇所はすべて磨き込み、リボスオイルまたはウレタンオイルにて塗装しています。

​素材の肌触りや表情をお楽しみください。​

​レザー、成型合板座面、共に下穴を開け、縫製していきます。

座面裏の糸の通る箇所を一段掘り下げ、使用によって擦り切ないようにしています。​​

『Vera』は製作に時間が掛かる上に、使用する素材の仕入れの時期、樹種が流動的ですので、完成品またはレザー縫製前の木部フレームからのご選択となります。

価格は樹種、または同じ樹種でも杢の入り方などで一脚一脚異なります。

​下記、製品リストをご覧ください。

​製品リスト

​画像をクリックすると製作品詳細がスライドショーでご覧になれます。​​

No.44 Padoauk

No.​44

Padoauk

​本花梨

No.54 本花梨

No.​54

Padoauk

​本花梨

No.47 Hard maple

No.​47

Hard maple

ハードメープル​

No.51 Sonokeling

No.​51

sonokeling

(Indonesian rosewood)

ソノケリン​

No.60 Bubinga

No.​60

 

Bubinga x KUDU

​ブビンガxクードゥー

​完成品

No.61 Bubinga

No.​61

Bubinga

​ブビンガ

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